やもりの観察日記

弾いて語る侍の掃き溜め

アルバムを出します

こんにちはやもりです お久しぶりです

ライブレポートブログはやっぱり続きませんでした、また気まぐれで投稿するかもしれませんが

 

さて、タイトルにあります通り、8/2に新しいアルバム「干物のすゝめ」をリリースすることが決まりました(やったー)

合わせましてリリースツアーも実施、ファイナルでは下北沢leteというところで初めてのワンマンを開催いたします

さしあたってアルバム収録曲の解説でも(無粋にならない程度に)しようかと思います

 

 

1 ないものねだり

今回のアルバムのために書き下ろした新曲 実は作ったのがレコーディング前日という切羽の詰まり様

わたしの曲は一つ一つがどことなく重いので、さらっと聴き流せる曲がどうしても欲しかったのです 本当は最後歌い終わったらブチっと切る予定だったのですがアウトロとして口笛が入っています レコーディングをしてくださったおーのさんの気まぐれによる偶然の産物ですが、お気に入り!

最終曲のガラスドームとどことなく対になる歌詞にしました 大人になりたくない歌

 

2 私がお風呂に入らなくても

耳にタコなほど歌い続け、ほとんどの対バン&初見のお客様に「あの曲は実話なの?」といわれる名(迷?)曲 ついに収録しました

私を好いてくれる人はいるけれど、それは見た目や社会的立場という外側からの体裁を守っているからであって、それが少しでも壊れたら誰も私を理解してくれないだろうなという気持ちと、人生で凄く落ち込んだ時期の、ご飯も喉を通らずお風呂に入ることすら怖かった経験を組み合わせて作ったものです

 

3 マグカップ

歌詞が好きです

マグカップ不燃ゴミに捨てましょう

 

4 ストレンジドリーマー

この曲はいろんな気持ちがごちゃごちゃ入ってるので一見雑多で一貫性がなく聴こえてしまいますね

話すと一番時間がかかる曲、一応このブログに歌詞解釈を載せているので是非そちらを見てみてください

 

5 203

私が歌を作る理由をうたったもの

 

6 西荻窪

題名通り、東京は中央線沿線の西荻窪駅が舞台になっております 歩いて15分くらいで大学があるのですが 春先にその通学路を歩いている間に詩を思いつき、作ったものです

入学当時は純粋で、大人でも子供でもない大学生だからこそ、なんでもできる様な気がしていたけれど 学校へ行く度にその白い心が死んでいくのを感じて、それを西荻窪駅付近のほそい道を通るバスの様子を借りて歌いました

 

7 ガラスドーム

個人的に今回の大穴 まさかトリ曲になるとは全く思っていませんでした(お風呂の曲を最後にする気満々だったので)

アルバム収録曲の中ではぶっちぎりで昔の曲(やもりはじめて3ヶ月くらい?)かつ、あんまり普段歌いません

レコーディングを終えて曲を改めて聴き、こんな良い曲だったんだとしみじみして自然とトリに回りました

このまま世界が終わったら、の延長戦のような曲です 何者にも成れなくても、誰かや何かを愛して生きていきたい、愛してほしい、でもやっぱり、何かになりたかった という諦めの向こう側の歌です

Cメロのくだりは特に深い意味はないのですが、雨降りな風景を想像したらナメクジが出てきたので歌詞に入れちゃった

 

あんま語ってない曲ありますがそれはもうこれ以上伝えると野暮になってしまうので

あとは噛み締めて聴いていただければ嬉しいかな

 

というわけで、近日中にアルバムトレイラーも公開予定!お楽しみに…